大人のピアノ独学。チェルニーは本当に必要なのか?
私は約20年のブランクを経て、ピアノの練習を再開したのですが、
基礎からやり直したかったので、
ピアノといえば、ハノン、ブルグミュラー、チェルニーでしょ🤩☝️
と浅い知識(笑)でハノン、ブルグミュラー、チェルニーの曲がまとめられている教則本を購入して、ピアノを独学で再開しました。😂😂
3巻ある教則本の3巻目に取り組んでいるのですが、だんだんとチェルニーの曲が難しくなってきて、1曲に対して1ヶ月以上の練習が必要となってきました。😭😭
ピアノの先生の中でもチェルニーはそこまで必要ではない。と考える先生もいらしゃるようで、
大人がピアノを独学で練習する際、チェルニーは必要なのか考えてみました。🤔🤔
チェルニーの練習曲の種類
チェルニーは多くの練習曲を作曲しており、その難易度は様々です。
私が練習してきたチェルニーの練習曲をご紹介していきます。☝️🤓
チェルニー 第一課程練習曲 Op.599
チェルニーのOp(オーパス、作品という意味らしいです)599は、第一課程練習曲としても知られており、初級者向けの練習曲集です。😀
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チェルニーの第一課程練習曲は100番まであり、後半に行くほど難しくなっていきます。
はじめの方の練習曲は短く、ピアノを始めたばかりの人には取り組みやすい曲集かと思います。😀
また1曲の長さも比較的短いです。☝️
チェルニー リトルピアニスト Op.823
次はチェルニーのOp.823。リトルピアニスト=小さなピアニストという名もついている様に、こちらも初心者向けの練習曲集です。😀
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こちらは1番から73番まであり、後半に行くほど難しくなり、さらに曲の長さも長くなっていきます。
はじめの方の難易度は第一課程練習曲と変わらないと思いますが、後半になると、1曲の長さが長くなる分こちらの方が少し難しくなるかもしれません。😅
チェルニー 100番練習曲 Op.139
次はチェルニーのOp.139。100番練習曲と知られています。😀
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「第一課程練習曲」も1番から100番までありますが、「第一課程練習曲」と「100番練習曲」は別物。☝️
100番練習曲も初心者向けの練習曲集だと言われています。
こちらもはじめの方は比較的簡単ですが、私の感覚では10番後半から難しくなっていきます。😅😅
あと、様々な調でかかれていて、シャープ、フラットも多く出てくる印象。😂
それなので、「第一課程練習曲」よりは難しいんじゃないかな🤔❓と思います。
チェルニー 左手のための24の易しい練習曲 Op.718
チェルニーのOp.718は、ツェルニー左手のための24の易しい練習曲としてよく知られていると思います。
名前の通り、左手の練習として初心者向けに書かれた曲集。😀
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この練習曲はトラウマ😭😭😭。。。笑
私はこの曲集からは1曲しか練習していないのですが、右利きの私は左手がうまく動かないので、左手にフォーカスしたこの曲集は恐怖。😳😳😭
難易度はそこまで高くはないと思うので、左手を重点的に鍛えたいという方にはピッタリかも。
私は、、、、パス。🤣🤣🤣
チェルニー 30番練習曲 Op.849
チェルニーのOp.849は、チェルニーの30番練習曲としてよく知られていると思います。😀
今までに紹介した、チェルニーのリトルピアニストや第一課程練習曲、100番練習曲などと同様に、広く使われているチェルニーの練習曲集です。☝️
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このチェルニーの30番練習曲集は中級と紹介されることもあります。1番から30番まであります。
ただこの30番練習曲を見て思うのが、リトルピアニストや100番練習曲の後半の曲と難易度がそこまで変わらないんじゃないかな🤔❓ということです。
もし30番練習曲を中級とするなら、リトルピアニストや100番練習曲の後半の曲も中級となると思う。
多分この曲が初めて30番練習曲から挑戦した曲
チェルニー 40番、50番、60番練習曲
さて、、今までに紹介してきた練習曲集の他にも、
中級、上級者向けの練習曲集として40番練習曲、50番練習曲、60番練習曲という曲集もチェルニーは作曲しているようです。
演奏家を目指す方々には必要になってくるのかもしれませんが、、、、
私にはきっと縁のない曲集たちですね。🤣🤣
チェルニーは時間の無駄なのか?
それではチェルニーは時間の無駄なのか🤔❓というと
決してそうではないと思います。😀☝️
例えば、「チェルニー 第一課程練習曲」のはじめの方の曲なんかは、ピアノを始められたばかりの方に合うレベルで基礎を学べると思いますし、他の練習曲も多くのテクニックを学べると思います🎹😀
本当に時間の無駄であるとしたら、こんなに認知度が高く広まっていませんよね😂。笑
ただ、チェルニーの練習曲はその数が膨大なので、小さな頃から時間をかけてこなしていくのであればまだしも、大人になってからチェルニーの練習曲を全てこなそうと思うとどうしても時間が足りなくなるのではないか🤔❓と思います。
また、あるピアニストの方が「チェルニーでテクニックを学ぶもいいが、バッハやモーツアルトを練習するとテクニックと音楽を両方学ぶことができる。」というようなことをおっしゃっていて、
なるほど、そうだな🤔🤔と思いました。チェルニーの練習曲はテクニックに特化してるんですね。
まとめ
私は大人になって独学でピアノを再開しましたので、
再開した時には何から始めていいか全くわかりませんでした😂😂
それなので、今まで練習してきたチェルニーの練習曲は基礎力を鍛えるために必要だったと思います🤔☝️
ただ、ある程度練習をしてきた今、これからさらに難しいチェルニーの練習曲に挑戦するか❓というと私はそうはしないと思います🤣
ご紹介したように、チェルニーは数多くの練習曲集を作曲しており、これをすべてこなそうと思うと、膨大な時間と労力がかかると思うんです😳
私は大人になってピアノの練習を再開したので、仕事などの関係で毎日の練習時間は限られています。😭
それなので、時間をかけてチェルニーの練習曲をこなしていくよりは、自分の好きな曲の練習に時間を費やした方がいいのではないか🤔❓と考えるようになりました。
あなたのゴールはチェルニーの練習曲が全て弾きこなせるようになるくらいのテクニックを手に入れることなのか❓それとも憧れの1曲を弾きこなせるようになることなのか❓
あなたのピアノのゴールがどこなのか、考えてチェルニーの練習曲を利用するといいと思います😀😀